個人のCO2排出量見える化
個人の日頃の生活や行動でどの程度、二酸化炭素が排出されるかを“見える化”する新たなサービスが相次ぎ登場し、脱炭素社会の実現に向けた意識の高まりにもつながりそうだと報じていました。
このうち、スマートフォンのアプリを使ったシステムは、会社のオフィスでの活用を想定しているそうです。
室内のさまざまな場所にセンサーを取り付け、従業員の位置情報と、空調や照明の使用状況をもとに従業員1人当たりの二酸化炭素の排出量を推計、そのうえで、例えば、フリーアドレスの職場で場所を移動することでむだな照明や空調を減らすなど、従業員それぞれに通知機能を使って行動を促すそうです。
また、IT大手のヤフーは、スマートフォンなどの地図サービスで、目的地までの移動に伴う排出量を推計して表示する機能を新たに設けたそうです。
車や鉄道、それに飛行機など主な移動手段ごとに表示され、利用者は、環境への負荷も考慮しながら移動手段を選ぶことができるそうです。
こうした新たな“見える化”の動きは、脱炭素社会の実現に向けた意識の高まりにもつながりそうだと報じていました。