自賠責保険料 4月から平均11.4%下げ
金融庁の自動車損害賠償責任保険審議会は、2023年4月からの自賠責保険料金について、全車種平均で11.4%引き下げることを決めたことが報じられました。
例えば、自家用乗用自動車2年契約の自賠責保険料は、1万7650円となり、現行の同契約の保険料は2万0010円で、現行基準料率比で11.8%の引下げとなるそうです。
自賠責保険収支の状況によると、先進運転支援システムなどの普及で交通事故が減少しており、損害率については107.9%と、前回の基準料率改定時の想定以上の黒字となっています。
保険契約者への還元に活用される滞留資金の残高は、増加傾向にあることから、4月1日から自賠責保険料を引き下げることを決めたものです。