夏休みに使うお金増加
ことしの夏休みにレジャーなどで使うお金は、旅行に出かける人が増えることなどから1世帯あたり6万8000円余りとなり、新型コロナの感染拡大前の水準に回復するという調査結果がまとまったと報じられました。
明治安田生命は、ことし6月下旬に全国の20代から50代を対象にインターネットで調査を行い、1100人余りから回答を得、それによりますと今年の夏休みにレジャーなどにいくら使うか尋ねたところ、1世帯あたりの平均は6万8632円となったそうです。
これは過去最低となった去年よりもおよそ1万5000円増えていて、感染拡大前の2019年と同じ水準に回復する形になります。
また、夏休みに使う金額を「増やす予定」と答えた人は24.9%にのぼり、旅行やレジャーに出かけるため、支出を増やすという人が多くなっているそうです。
一方、「減らす予定」と答えた人は14.4%で、このうち半数以上の人が物価の高騰で家計が厳しくなったことを理由にあげているそうです。