自動運転、運転支援技術 新型車に搭載進む
車の自動運転の開発が進むなか、日本メーカー各社の間ではその過程で生まれた新しい技術を、販売する新型車にいち早く搭載する動きが加速していることが報じられました。
車の自動運転はメーカー各社が段階的に技術開発を進めていて、政府は「レベル4」にあたる特定の条件のもとでドライバーが不要となる完全な自動運転について、2025年ごろまでの実用化を目指しています。
ホンダは、この手前の「レベル3」にあたる技術を一部の高級車ですでに実用化していますが、高速道路で時速50キロ以下の渋滞中に限っていたこの機能を2020年代後半までに時速120キロまで対応させる計画だそうです。
さらに「レベル2」にあたるハンドルから手を離して走行できる技術についても2030年までにほぼすべての車種に搭載する方針だそうです。
一方、日産も来年春に発売するミニバンの一部のグレードで、このハンドル操作の技術を搭載することにしているそうです。
車の自動運転の開発は、その過程でさまざまな新しい技術が生まれていますが、日本メーカー各社の間ではその成果を販売する新型車にいち早く採用する動きが加速していると報じていました。